2013年 10月 21日
西鎌尾根~中崎尾根 |
西鎌尾根~中崎尾根(岐阜県) 2013年8月3・4日(土・日)晴れ・小雨・曇り
《単独》
いよいよ日本海から西穂高までの稜線繋ごうぜ!の目標達成する時がきた!
今回の西鎌尾根を歩けば日本海から西穂高の稜線が繋がる
一日目・・・新穂高(7:10)ー双六テント場(13:30)
福井をのんびりスタート
ゆっくりすぎて駐車場がどこも満車(無料・有料)
係りの方に鍋平へ行くように言われる
少し遠かったけど意気揚々の私
ぱぱっと準備してのんびりスタート
バス停のそばのトイレが改装中
仮トイレのそばにザックが置いてありそれを狙うカラス
ザックの隙間を突っついている
やだわぁ・・・
朝御飯まだなのかしら・・・
今回・・・久しぶりの山であり久しぶりの単独テント泊
のんびりが一人ってことで歩きが早くなる
足どり軽いってこと・・・ルンルン
でも何か忘れ物があるみたいな・・・
あ!手袋がない・・すかっと忘れた・・・(><;)
稜線歩きで寒かったらやばい・・・
どうしようかと思っていたら
秩父沢あたりで軍手を片方拾う
15分ほどしたらゴム付軍手両手を拾った・・・それも新品
ラッキー
落した方ありがとう♪
秩父沢からは明日歩く西鎌尾根が見えた
以外にギザギザ・・・楽しみだわぁ~
鏡平山荘でおにぎりパクつき小休憩し弓折岳分岐から花畑へ
ずっとずっとコバイケソウを眺めながら歩くことになる
今年はたっぷりのコバイケソウだ
ガスがたちこめていたが
青年と一緒に暫く待っていたら素晴らしいお花畑が見え出す
素晴らしいねと話していたらカップルがやってきた
先に着いた男性が当然立ち止まる・・・
うわっと感動の声・・うんうん(^^)
後からの女性はスタスタと花畑を見向きもしないで通り過ぎる
男性はあわてて後に続く
なんじゃ?あの女性は・・・
一緒にいた青年は感性のない女性だなぁ・・・とぼそっ
老いても感性だけは失いたくないと私は心の中で思った
青空がでて北アルプスの奥地にきたぁ~
ひさしぶりで嬉しいなぁ~
今日の宿泊は双六テント場・・・始めてのテン場
癒しのテン場だと思う
ここは風が通るそうでしっかり張る必要があるらしい
今のところ無風・・・
まぁ・・・適当に・・・しておこう
小屋へ・・・
お腹が減ったのでおうどんを注文
来る途中から一緒に歩いた新潟のカップルさん
目の前でプファ~と美味しそうに生ビールを・・・
私はうどんをすすりお二人はビールを飲みながら
山の話で盛り上がる
いいんだわぁ・・・こういうの(^^)
まだ時間はあるので双六岳へ
と思ったけどガスが出てしまったので下道へ
ゆっくりまったりの散歩
ここもコバイケソウが群生している
あ~以前歩いた稜線が見えるじゃん
凄い凄い・・・思い出すわぁ~
ひとりじんわりと・・・
小屋に寄って冷たいビール買う
ごったがえすぐらい凄い人数・・・
テント場もぎっしりと・・・
MYテントに戻ってビールにせんべい食べながら読書タイム
この時間・・・至福の時
なぜか家ではしない・・・
やることありすぎて出来ない
いいんだわぁ・・・
単独テント泊って寂しいという人もいるかもしれないけどいいのよ(#^^#)V
二日目・・・双六テント場(4:20)ー千丈乗越(7:12)ー槍山荘(8:05~8:35)
ー飛騨沢ー分岐(9:50)ー中崎尾根ー奥丸山(11:15)ー迷いー新穂高(16:30)
朝食はしっかりとラーメンを食べ早朝4時・・・出発
北アルプスの朝は寒い・・・
しっかり毛糸の帽子かぶって登っていく
西鎌尾根はお花もあり稜線歩きを充分に楽しませてくれる
鎖場が少しあるがそれほど怖くはない
天気が悪くなるようで槍方面は雲がかかり見えない
私は槍を見ながら歩きたいと思い登りに選んだけど・・・
天気が良ければ最高の稜線歩きになったのに・・・
ちょっぴり残念
槍から来る登山者達の多いこと
下りの方が楽なのかもしれない
やったぁ~目標達成!
日本海から西穂高までの稜線がここで繋がった
さぁ~槍へと思ったが今にも雨が降りそうで
登っても展望なしだし何回か登ったことあるから山頂はパス
槍小屋に入りココアを注文
一人でお祝いはココアで!(#^^#)
飛騨沢を下山
少し下ると雨が降ってきた・・雨具を着込む
そわそわした若者達
携帯で連絡したいというが繋がらないとがっくりきていた
仲間と前日に離れ離れになり待ち合わせで合流していないそうで
小屋に電話をかけたいらしい
ドコモは3本槍が出てるってことで貸してあげた
待ち受け画像は孫っちのアータン(^^)
若者達はお子さんですか?と聞く
えええ・・・孫なんだけど
なんという嬉しいお言葉・・・
わざと言ったようだったけど・・一瞬喜ぶ馬鹿は私(^^;)V
分岐で中崎尾根へ
飛騨沢から見ていた尾根・・・あまり歩く人はいないと思っていた
でも・・・数組の方々が登って来られる
今から槍に向かうのだそうだ
奥丸山・・・
快適な尾根から樹林の中に入りあっというまに奥丸山に到着
青空が出てきて気持ち良い
わさび小屋への分岐・・・
プラスチック板は熊の爪跡があった
分岐から急斜面のクネクネとした登山道
獣の匂いがぷんぷん
鈴を忘れてきたので笛を吹いたり歌を歌ったり
びくびくしながらおっかない感じで早足で下った
沢を何回か渡った時・・・登山道が前方に見えない
あれ?と思いキョロキョロするが
何を思ったのか沢を下った
私の頭の回路が切れた・・・(><;)
10Mほど下ったら赤テープが2本並んであった
やっぱりここなんだと登山道を探すがない・・・
おかしいなぁ・・とまた沢を下った
下っていくと目の前に大きな川が見え対岸には昨日歩いた風景が見えた
目の前に見えると・・・
もう下りちゃえっていう感じ
途中・・・これは登り返さなくっちゃと思い登ったけど疲れた
大きな川は目の前に見えたが降りることが出来ず真横の藪に突入
最初は歩きにくかったが途中から歩きやすくて・・・
自分の都合の良い解釈で・・・
皆さんここで迷って歩いてるんだなぁ・・・とのんきに思い込む
歩きやすい空間は行き止まりとなり先は藪
あれ?あれ?と藪にまたまた突入したら足を強打して倒れこむ
いてて・・・どうしよう・・・私迷ったんだ・・・
半泣きになり・・・もう心細くて心細くて
110番かけようと携帯見たら圏外
時間はまだ2時だから捜索隊が来るまでには暗くならないかも・・・
圏外だからどうしようもないけど・・・
・・・・冷静にならないと・・・
体力はまだある・・・
心が弱気になったら駄目
とにかく川にでよう
藪を必死になってぬけて河原にでた
ほっとしたけど川は渡れず・・・
昨日の記憶だと上に橋があるはずと・・・
河原沿いの上に向かって行くと橋が見えた
藪に入ったりしてやっと橋に這い上がる
這い上がったなら・・・
パトロール隊の2名の方がどこからきたのじゃ?とびっくり顔
私の方は人に出会えたことで嬉しくて嬉しくて・・・
細々説明したなら・・・
お二人とも私に・・・よく無事だったねと・・・
ここは熊がうじゃうじゃいて・・・
よく熊に襲われなかったこと・・・良かった良かった・・・
(--;)・・・もしや
藪に入り急に歩きやすくなって
いき詰まったところはちょうど熊が寝転ぶように平坦だったような・・・
そうそう・・・
たぶん・・・そこは熊の休憩場所
ガーーーン(--;)
パトロール隊の方々・・
優しいお言葉の数々・・いろいろお世話になりました
目標達成したと喜んでいたけど
最後に気がぬけてとんでもないことになってしまった
無事に帰って来れて本当に良かった
車に戻ってから・・・私は涙がぽろぽり・・・
《単独》
いよいよ日本海から西穂高までの稜線繋ごうぜ!の目標達成する時がきた!
今回の西鎌尾根を歩けば日本海から西穂高の稜線が繋がる
一日目・・・新穂高(7:10)ー双六テント場(13:30)
福井をのんびりスタート
ゆっくりすぎて駐車場がどこも満車(無料・有料)
係りの方に鍋平へ行くように言われる
少し遠かったけど意気揚々の私
ぱぱっと準備してのんびりスタート
バス停のそばのトイレが改装中
仮トイレのそばにザックが置いてありそれを狙うカラス
ザックの隙間を突っついている
やだわぁ・・・
朝御飯まだなのかしら・・・
今回・・・久しぶりの山であり久しぶりの単独テント泊
のんびりが一人ってことで歩きが早くなる
足どり軽いってこと・・・ルンルン
でも何か忘れ物があるみたいな・・・
あ!手袋がない・・すかっと忘れた・・・(><;)
稜線歩きで寒かったらやばい・・・
どうしようかと思っていたら
秩父沢あたりで軍手を片方拾う
15分ほどしたらゴム付軍手両手を拾った・・・それも新品
ラッキー
落した方ありがとう♪
秩父沢からは明日歩く西鎌尾根が見えた
以外にギザギザ・・・楽しみだわぁ~
鏡平山荘でおにぎりパクつき小休憩し弓折岳分岐から花畑へ
ずっとずっとコバイケソウを眺めながら歩くことになる
今年はたっぷりのコバイケソウだ
ガスがたちこめていたが
青年と一緒に暫く待っていたら素晴らしいお花畑が見え出す
素晴らしいねと話していたらカップルがやってきた
先に着いた男性が当然立ち止まる・・・
うわっと感動の声・・うんうん(^^)
後からの女性はスタスタと花畑を見向きもしないで通り過ぎる
男性はあわてて後に続く
なんじゃ?あの女性は・・・
一緒にいた青年は感性のない女性だなぁ・・・とぼそっ
老いても感性だけは失いたくないと私は心の中で思った
青空がでて北アルプスの奥地にきたぁ~
ひさしぶりで嬉しいなぁ~
今日の宿泊は双六テント場・・・始めてのテン場
癒しのテン場だと思う
ここは風が通るそうでしっかり張る必要があるらしい
今のところ無風・・・
まぁ・・・適当に・・・しておこう
小屋へ・・・
お腹が減ったのでおうどんを注文
来る途中から一緒に歩いた新潟のカップルさん
目の前でプファ~と美味しそうに生ビールを・・・
私はうどんをすすりお二人はビールを飲みながら
山の話で盛り上がる
いいんだわぁ・・・こういうの(^^)
まだ時間はあるので双六岳へ
と思ったけどガスが出てしまったので下道へ
ゆっくりまったりの散歩
ここもコバイケソウが群生している
あ~以前歩いた稜線が見えるじゃん
凄い凄い・・・思い出すわぁ~
ひとりじんわりと・・・
小屋に寄って冷たいビール買う
ごったがえすぐらい凄い人数・・・
テント場もぎっしりと・・・
MYテントに戻ってビールにせんべい食べながら読書タイム
この時間・・・至福の時
なぜか家ではしない・・・
やることありすぎて出来ない
いいんだわぁ・・・
単独テント泊って寂しいという人もいるかもしれないけどいいのよ(#^^#)V
二日目・・・双六テント場(4:20)ー千丈乗越(7:12)ー槍山荘(8:05~8:35)
ー飛騨沢ー分岐(9:50)ー中崎尾根ー奥丸山(11:15)ー迷いー新穂高(16:30)
朝食はしっかりとラーメンを食べ早朝4時・・・出発
北アルプスの朝は寒い・・・
しっかり毛糸の帽子かぶって登っていく
西鎌尾根はお花もあり稜線歩きを充分に楽しませてくれる
鎖場が少しあるがそれほど怖くはない
天気が悪くなるようで槍方面は雲がかかり見えない
私は槍を見ながら歩きたいと思い登りに選んだけど・・・
天気が良ければ最高の稜線歩きになったのに・・・
ちょっぴり残念
槍から来る登山者達の多いこと
下りの方が楽なのかもしれない
やったぁ~目標達成!
日本海から西穂高までの稜線がここで繋がった
さぁ~槍へと思ったが今にも雨が降りそうで
登っても展望なしだし何回か登ったことあるから山頂はパス
槍小屋に入りココアを注文
一人でお祝いはココアで!(#^^#)
飛騨沢を下山
少し下ると雨が降ってきた・・雨具を着込む
そわそわした若者達
携帯で連絡したいというが繋がらないとがっくりきていた
仲間と前日に離れ離れになり待ち合わせで合流していないそうで
小屋に電話をかけたいらしい
ドコモは3本槍が出てるってことで貸してあげた
待ち受け画像は孫っちのアータン(^^)
若者達はお子さんですか?と聞く
えええ・・・孫なんだけど
なんという嬉しいお言葉・・・
わざと言ったようだったけど・・一瞬喜ぶ馬鹿は私(^^;)V
分岐で中崎尾根へ
飛騨沢から見ていた尾根・・・あまり歩く人はいないと思っていた
でも・・・数組の方々が登って来られる
今から槍に向かうのだそうだ
奥丸山・・・
快適な尾根から樹林の中に入りあっというまに奥丸山に到着
青空が出てきて気持ち良い
わさび小屋への分岐・・・
プラスチック板は熊の爪跡があった
分岐から急斜面のクネクネとした登山道
獣の匂いがぷんぷん
鈴を忘れてきたので笛を吹いたり歌を歌ったり
びくびくしながらおっかない感じで早足で下った
沢を何回か渡った時・・・登山道が前方に見えない
あれ?と思いキョロキョロするが
何を思ったのか沢を下った
私の頭の回路が切れた・・・(><;)
10Mほど下ったら赤テープが2本並んであった
やっぱりここなんだと登山道を探すがない・・・
おかしいなぁ・・とまた沢を下った
下っていくと目の前に大きな川が見え対岸には昨日歩いた風景が見えた
目の前に見えると・・・
もう下りちゃえっていう感じ
途中・・・これは登り返さなくっちゃと思い登ったけど疲れた
大きな川は目の前に見えたが降りることが出来ず真横の藪に突入
最初は歩きにくかったが途中から歩きやすくて・・・
自分の都合の良い解釈で・・・
皆さんここで迷って歩いてるんだなぁ・・・とのんきに思い込む
歩きやすい空間は行き止まりとなり先は藪
あれ?あれ?と藪にまたまた突入したら足を強打して倒れこむ
いてて・・・どうしよう・・・私迷ったんだ・・・
半泣きになり・・・もう心細くて心細くて
110番かけようと携帯見たら圏外
時間はまだ2時だから捜索隊が来るまでには暗くならないかも・・・
圏外だからどうしようもないけど・・・
・・・・冷静にならないと・・・
体力はまだある・・・
心が弱気になったら駄目
とにかく川にでよう
藪を必死になってぬけて河原にでた
ほっとしたけど川は渡れず・・・
昨日の記憶だと上に橋があるはずと・・・
河原沿いの上に向かって行くと橋が見えた
藪に入ったりしてやっと橋に這い上がる
這い上がったなら・・・
パトロール隊の2名の方がどこからきたのじゃ?とびっくり顔
私の方は人に出会えたことで嬉しくて嬉しくて・・・
細々説明したなら・・・
お二人とも私に・・・よく無事だったねと・・・
ここは熊がうじゃうじゃいて・・・
よく熊に襲われなかったこと・・・良かった良かった・・・
(--;)・・・もしや
藪に入り急に歩きやすくなって
いき詰まったところはちょうど熊が寝転ぶように平坦だったような・・・
そうそう・・・
たぶん・・・そこは熊の休憩場所
ガーーーン(--;)
パトロール隊の方々・・
優しいお言葉の数々・・いろいろお世話になりました
目標達成したと喜んでいたけど
最後に気がぬけてとんでもないことになってしまった
無事に帰って来れて本当に良かった
車に戻ってから・・・私は涙がぽろぽり・・・
by kyu3588
| 2013-10-21 15:23
| 登山